【合格体験記】AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS-SAA)に合格したので振り返る

はじめに

はじめまして。令和新卒エンジニアの八雲です。

入社して早半年が過ぎ、ちょうど良いタイミングだったのでAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS-SAA)を受験し、無事合格できたので振り返りの意味も込めて記事に起こしました。

これからAWS認定資格を受験しようと考えている新人の方への一助になれば幸いです。

対象とする読者

  • 基本情報技術者レベルの知識を持つ方
  • インフラに興味のある方
  • 新人でこれから資格を取ろうとしている方
  • 短期間で合格したい方

私について

  • IT企業に2019年度入社の新入社員
  • 情報系出身
  • Linux歴3年
    • 研究室のサーバー管理を担当してました
  • 趣味でAWSを用いてサービス構築の経験あり
    • 無料枠でEC2を立てて sudo rm -rf *は基本
    • fitbitで取得したバイタル情報の可視化をしてました
    • lambda, DynamoDB, Athena等はこの時学習済み

なぜ受験しようと考えたのか

  • 業務でAWSを用いており, AWSの知識が必要であったから
    • 現在関わっている業務ではバリバリにAWSを使い倒しており、AWS各種サービスの知識がなければシステムがどのように動いているのか把握できません。AWSの各サービスを体系的に学ぶために、AWS-SAAの資格学習はちょうど良いと判断しました
  • 自信をつけたかった
    • 職場では主にインフラ担当であり、アプリチームと連携して仕事をしています。その中で、アプリチームからAWSについて質問を度々受けますが、自信を持って回答できませんでした。そのため、体系的に学習しAWSの資格を取得することで、自身の発言に自信を持て、またアプリチームの信頼も得られればと思い、取得を決意しました。

勉強方法

試験までに主に2つの学習教材を使用しました。

  • Udemy講座
  • BlackBelt

試験受験まで以下の流れで学習しました。

  1. AWS模擬試験受験
    • PSI試験でAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト模擬試験(AWS-SAA-P01)を選択して受験
    • スコアレポートから自身の苦手分野(理解が充分でないサービス)を把握
      • 本来であれば分野ごとに得点率が記載されたスコアレポートが試験後にダウンロードできるようになるが、何故か出来ず。試験中に問題のスクショを取っていたので、それを用いて苦手分野を確認しました。
  2. Udemy講座の受講
    • 特に理解し難いサービスはハンズオンも実施して頭にインプットさせる。
  3. Udemy講座に付いてきた模擬試験を繰り返し解く
    • Udemy講座を全て学習し終わったら模擬試験を解いて理解度をチェック
    • 誤答の多かった分野は再学習。模擬試験で全問正解できるまで復習
  4. BlackBeltの読み込み

おすすめは学習教材はUdemy講座のこれだけでOK! AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)です。これを軸に学習すれば無駄なくAWSの各サービスの概要・詳細・連携について知識を付けることができます。

試験当日

試験を受けるテストセンターは2種類から選べます。

  • PSIテストセンター
  • ピアソンVUEテストセンター

今回私は渋谷のPSIテストセンターを予約して受験しました。試験端末はKIOSK端末であり、カメラを通して試験官に監視されながらの受験となります。 試験を開始する前に、運転免許証・クレジットカードを試験官に見せて本人確認を行います。しかし運悪く試験端末の調子が悪くフリーズをしてしまい、結局本人確認が終わったのは試験開始予定時間から40分程過ぎた頃でした。 今後受験を行う方はピアソンVUEでの受験をお勧めします。

余談ですが、試験会場に用意されているキーボードは日本語キーボードですが、入力は英字キーボードになっています。それを知らないと、本人確認の際のメールアドレス入力時に『@(アットマーク)』が打てない!となるので注意しておきましょう。

試験自体はつつがなく進み、全ての問題を解き終わり、アンケートに回答し試験終了ボタンを押下直後に画面に『合格』と表示されました!

反省点

試験を受けて、もう少し勉強をしておくべきだったサービスを以下にまとめました。

  • EC2
  • Cloud Front
    • OAI(オリジンアクセスアイデンティ)
      • OAIを使用してS3のアクセス制限を実現する等の知識が必要です
  • Cognitio
  • ELB
    • 試験ではUdemy講座で扱った内容以上に詳しく聞かれた印象
      • 特にELBの証明書関連は理解していたほうが良いです
  • Elastic Beanstalk
    • Elastic Beanstalkが適している要件をきちんと把握している必要あり

最後に

AWS-SAAに無事合格できてほっとしています。資格取得のために幅広い分野のサービスを体系的に学習して各サービスの連携や設計のベストプラクティス等を知れたのはとても良かったです。アソシエイト資格を取得したことで、自信もつけれたと思います。

AWSの進化は目まぐるしく、早いペースで既存サービスの更新、新サービスの追加が行われていて、ネット上にある記事の内容が古いことなんてざらにあります。AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験の新しいバージョンも予告され(https://aws.amazon.com/jp/certification/coming-soon/)、試験内容が難しくなることが予想されます。

今後も継続してAWSの勉強をしていくつもりです。次はソリューションアーキテクトプロフェッショナルに向けて頑張ります!